ジローズ/杉田二郎 ゴールデン☆ベスト

杉田二郎 ジローズ/杉田二郎 ゴールデン☆ベスト歌詞
1.あなただけに

ジローズ
作詞:杉田二郎
作曲:杉田二郎

あなたあなただけに教えよう
恋 恋 恋のすばらしさ
そっと目を合わせ見つめてごらん
愛の光を

あなたあなただけに教えよう
恋 恋 恋のすばらしさ
そっとほほ寄せてかわしてごらん
愛の言葉を

あなたあなただけに教えよう
恋 恋 恋のすばらしさ
そっと手を合わせ信じてごらん
愛の力を


2.戦争を知らない子供たち

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

戦争が終って僕等は生まれた
戦争を知らずに僕等は育った
おとなになって歩きはじめる
平和の歌をくちずさみながら

僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ

若すぎるからと許されないなら
髪の毛が長いと許されないなら
今の私に残っているのは
涙をこらえて歌うことだけさ

僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ

青空が好きで花びらが好きで
いつでも笑顔のすてきな人なら
誰でも一緒に歩いてゆこうよ
きれいな夕陽がかがやく小道を

僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ
僕等の名前を覚えてほしい
戦争を知らない子供たちさ


3.青春のわかれ道

ジローズ
作詞:北山修
作曲:北山修

二人は見つめあい
渚で別れたの
潮騒の声におくられて
消えてったうしろ姿は
僕はあの時 大切な何かを
失ったよな 気がするさ
青春のわかれ道だったのさ

二人はわかれても
おたがいを呼ぶあうの
きこえないとても遠くて
さみしさがこみあげるだけ
今年も来たさ 思い出をさがして
海の見える この丘に
青春のわかれ道だったのさ

前にひろがる あしたの海に
きらり輝く 思い出が
青春のわかれ道だったのさ…


4.涙は明日に

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

きのう花束つんでたあの人も
涙流しふるさとを捨てた
きのうラブレターもらって笑ってた
娘も今つらい恋に泣いた
時計の針はもどせない 帰っては来ない
だけど君が泣くのは今じゃない
涙は明日に 明日に

きのう誰かの子守唄きいていた
女の子も恋の夢をみるの
きのう泣いてたあの子も母親に
なっていつか子守唄をうたう
めぐりめぐる人生さ 帰っては来ない
だけど君が泣くのは今じゃない
涙は明日に 明日に

空も海も泣いている 帰っては来ない
だけど君が泣くのは今じゃない
涙は明日に 明日に


5.子供達に聞かせる唄

ジローズ
作詞:松山猛
作曲:松山猛

何かを見つめている様な
可愛い子供に聞かせる
明日の世界のお話
素敵な世界のお話
愛ある未来を生きるため
豊かな花園自由な鳥に

子供が汚れる前に
あなたはその手に包み
この世の光と影を
やさしくおしえることだ
愛ある未来を生きるため
澄んでる星空生きてる花をあげよう

汚れた世界よおきき
歪んだ世界よおきき
あなたの時代は終り
あなたのくさりはとけた
ぼくらは手をとり愛し合い
輝きはばたく世界を包む花束


6.心に勇気を

ジローズ
作詞:山上路夫
作曲:山上路夫

この世界に疲れはて
生きる意味を失くしても
君ははげましてくれる いつも強く僕を
愛のまなざしが 乾いた胸を
今日もいやしてくれる
心に勇気を生きてく勇気を くれる君よ
君の愛がある限り 僕は生きてゆける

この地上をのがれたい
そんな日暮れ来た時も
君のうたごえを聞けば 僕の悩み晴れる
明日に行く道が 見えない時も
君と二人で探そう
心に勇気を生きてく勇気を くれる君よ
君の愛がある限り 僕は生きてゆける

明日に行く道が 見えない時も
君と二人で探そう
心に勇気を生きてく勇気を くれる君よ
君の愛がある限り 僕は生きてゆける


7.突然

作詞:阿久悠
作曲:杉田二郎

なぜだか突然 とどけられた
思いもかけない手紙
今日からあなたと 違う道を
歩いてみたいと書いてあるけど
どう云うことだろう 何があったの
本当を 本当を知らせてほしいのさ
なぜだか突然 とどけられた
思いもかけない手紙

わずかの間に 心ひえて
遠くへ行ったあなた
今までのことは みんな忘れ
歩いてみたいと書いてあるけど
夢かもしれない 追いかけて来て
手紙を 手紙を破ってほしいのさ
わずかの間に 心ひえて
遠くへ行ったあなた

どう云うことだろう 何があったの
本当を 本当を知らせてほしいのさ
なぜだか突然 とどけられた
思いもかけない手紙


8.人力ヒコーキのバラード

作詞:山川啓介
作曲:杉田二郎

ある日 僕は夢見た
ヒコーキを作る夢を
自分の足でこいで
ブンブン プロペラまわし
空を飛ぶんだよ

誰も僕を知らない
そんな国へ行きたい
いいのさ笑われても
人には出来ない何か
やってみたいだけ

飛べよ大空高く
僕の作ったヒコーキ
汚れた悲しみには
もうさよならさ

ある日 僕は飛び立つ
昨日の世界はなれ
車も人も家も
あんなに小さくなって
僕を見上げてる

飛べよ大空高く
僕の作ったヒコーキ
汚れた悲しみには
もうさよならさ


9.愛の子守唄

作詞:山川啓介
作曲:杉田二郎

君の肩にもたれ 眠りにおちるまで
歌っていておくれ 愛の子守唄を
疲れたこの心が 帰れる静かな海
それはただひとつ 君の心で
いつでも 僕を呼ぶのさ

口びる耳によせて
やさしく歌っておくれ
何度も何度もただ
誰より愛していると

いくつ夜が明けて いくつ朝が来ても
うたいつづけようよ 愛の子守唄を
ある日この世界に 嵐が吹き荒れても
同じ愛を見て 君と二人で
いつでも 歩けるように

口びる耳によせて
やさしく歌っておくれ
何度も何度もただ
誰より愛していると…


10.別れるなら今

作詞:なかにし礼
作曲:深町純

別れるなら今 さよならを言おう
互いの名前も 知らないうちに
別れるなら今 この恋を忘れよう
愛していると 気がつく前に
明日また逢って
逢って抱きあっても
やがて離れる日はかならず来る
そんなわかりきったことは
よそうよ
別れるなら今 他人になろう
君とぼくの身体が はなれる時に―

別れるなら今 さよならを言おう
愛の奇跡は 起きやしないさ
別れるなら今 この恋を忘れよう
みにくい顔を 見せあう前に
愛をたしかめて
かたく信じあっても
やがて裏切る日はかならず来る
そんな悲しすぎることは
よそうよ
別れるなら今 他人になろう
君とぼくの身体が はなれる時に―


11.27才

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

ある朝起きて鏡を見たら
鏡の中の俺が
ぬれた顔をタオルでふいた
僕を見つめる
誰も知らないけれど
この頃誰かに
似てきたようだなあと
思うことがある
赤いシャツにジーパンはいた
まるでふざけた僕が
あのオヤジに似ているなんて
はずもないのに

ギターをかかえ電車にゆられ
やっと家についたら
服を着がえる後姿に
オフクロが言う
誰も知らないけれど
この頃誰かに
似てきたようだなあと
思うことがある
言いふるされたこんなセリフも
別に悪くはないけど
そんな時はいつもおどけて
肩をすくめる
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ

赤いシャツにジーパンはいた
まるでふざけた僕が
あのオヤジに似ているなんて
はずもないのに
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ
ラ・ラ・ラ・ラ・ラ・ラ


12.男どうし

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

君にはかわいい 恋人ができたという
我が家の嫁さんには 子供が
しらけた時代だね うすっぺらな言葉だけど
友情はこわれないと むきになって叫びたい この頃だ

ふるさとに帰ったら 二人だけで会おうよ
手紙だけでは 言えない話をしようよ
だって男どうしじゃないか 昔のように話し明かそうよ

ばかがつくほどに 正直すぎる君だから
さみしさに酔いしれる時もある
昔ならいつでも ゆかいな仲間たちが
すぐにやって来ただろう 泣いて笑った幼な友達だ

ふるさとに帰ったら 俺にまかせておくれ
秋の祭の頃だし みんながそろうだろう
だって男どうしじゃないか 昔のように話し明そうよ

ふるさとに帰ったら 顔だけは出すんだよ
無理を承知で あの娘もひっぱり出すつもりさ
だって男どうしじゃないか 昔のように話し明そうよ
だって男どうしじゃないか 昔のように話し明そうよ


13.積木

作詞:北山修
作曲:杉田二郎

小さな積木をつみあげるように
僕達二人は生きてきた
僕が何度もこわしてみても
つみあげてくれた君よ
若い夢は春にうかんだ
シャボン玉のようなもの

あああ 僕の胸をかきむしるのさ
たいくつな会話が
ナイフのような言葉のかけら
やさしい君を冷たく傷つけた

あじさい色の空の下でも
身を切るような風が吹く
きまり文句でなぐさめあって
あたたかさを求めていた

本当の事に目を向けるより
うなずくだけでよかったのに
つかれるだけの議論のすえに
積木の城はくずれた
とめたつもりの古い時計は
動きつづけていたのさ

あああ 僕の胸をかきむしるのさ
たいくつな会話が
ナイフのような言葉のかけら
やさしい君を冷たく傷つけた

君の乗りこむ最終列車
プラットホームにすべりこむ
言葉はいらない わかってるから
旅立ちのときだから

想い出のにじむその夜の街は
仮面をつけた人々の
子供じみた笑い声さえも
僕にふさわしいのかな
なにかあればすぐに手紙を
いつも待っているからさ

あああ 僕の胸をかきむしるのさ
たいくつな会話が
ナイフのような言葉のかけら
やさしい君を冷たく傷つけた

小さな積木をつみあげるように
僕達二人は生きてきた
僕が何度もこわしてみても
つみあげてくれた君よ


14.君住む街

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

やさしい言葉に ふれたくて
あの街さよなら もう帰れない

両手で君の 頬のしずくを
受けとめる 日が来るまで
一人で暮らすよ

この道 雨の中 歩けばつらい
誰かの言葉も もう風の中

やさしく生きて いつか帰るさ
心だけは 置いてきたよ
君の暮らす街

小さな君の肩 つらくはないか
寒さを知ったら もう春になる

静かな夜を 君に贈ろう
僕の街が 眠った頃
届けてあげるよ

僕の街が 眠った頃
届けてあげるよ

僕の街が 眠った頃
届けてあげるよ


15.僕たちの箱舟

作詞:松本隆
作曲:杉田二郎

氷河のようだね この街は
やさしささえ 凍えつくよ
だけど君に逢えた 夕陽に肩を寄せて
あたためあおうよ
恋人よ愛は 残された箱舟のようだ
淋しい夜には 君は微笑みで
行きぬく勇気をくれるかい
あー僕たちの 明日を探そう

青春の海は 果てしない
ふたりならば 漕いでゆける
君よ 目覚めたなら
夜明けの青い風を追いかけてゆこうよ
恋人よ愛は 残された箱舟のようだ
人は淋しいね 心の支えを
失くせば溺れてしまうだろう
あー僕たちの 明日を探そう

恋人よ愛は 残された箱舟のようだ
裏切ることより 信じ合うことだ
ひと足ずつ今 歩こうよ
あー僕たちの 明日を探そう

春をめざして飛ぶ小鳥
仲間たちがふえてゆくよ
今は君を抱いて 朝陽に包まれよう

春をめざして飛ぶ小鳥
仲間たちがふえてゆくよ
今は君を抱いて 朝陽に包まれよう…


16.青春は まるで映画のように

作詞:北山修
作曲:筒美京平

エレベーターの扉のしまる音がして
顔をあげた女の子 唇かめば
ホテルの窓に 消えてゆく車のライト
まるで映画のような最後じゃないか
無理はよせよ 化粧おとし 駆けてみろ
そうさ胸の中で 雨がふるばかり
待っておくれ 声をかける あなただけれど
雨の音に消されてゆくの

朝もやの中 スポーツ・カーで男は旅に
美しい思い出を 忘れるために
見知らぬ町の ハイウェイで死んだなら
まるで映画のような最後じゃないか
無理はよせよ 化粧おとし 駆けてみろ
そうさ胸の中で 雨がふるばかり
待っておくれ 声をかけるあなただけれど
雨の音に消されてゆくの

ああ青春時代
光と影が
浮かんで消える
幕が降りて 気がつけば誰もいない
まるで映画のような最後じゃないか
無理はよせよ 化粧おとし 駆けてみろ
そうさ胸の中で 雨がふるばかり
今も今も雨のドラマ くりかえされる
私達の街のどこかで


17.ANAK(息子)

作詞:FREDDIE AGUILAR・日本語詞:なかにし礼
作曲:FREDDIE AGUILAR

お前が生まれた時 父さん母さんたちは
どんなによろこんだ事だろう
私たちだけを 頼りにしている
寝顔のいじらしさ

ひと晩中 母さんはミルクをあたためたものさ
昼間は父さんが あきもせずあやしてた

お前は大きくなり 自由がほしいと言う
私達はとまどうばかり
日に日に気むずかしく 変わってゆく
お前は話を聞いてもくれない

親の心配見むきもせず お前は出てゆく
あの時のお前を止めることは 誰にも出来なかった

息子よ お前は今 悪の道へ走り
荒(すさ)んだ暮しをしてると聞いた
息子よ お前に何が あったのだろうか
母さんはただ泣いている

きっとお前の目にも 涙があふれているだろう
きっと今ではお前も 後悔をしてるだろう
きっとお前の目にも 涙があふれているだろう
きっとお前の目にも 涙があふれているだろう


18.エンドマーク

作詞:山川啓介
作曲:杉田二郎

今 はじめよう 衝撃の旅を
好奇心が 地図を書いてくれるよ
ひとつひとつに 驚きながら
まるで 絵本の中の少女のように

そうさ 町は うす紅色でも
金属色の荒野をさがして
出会いは いつも 思いがけずはじまる

あと20年 21世紀だ
恋人たち 今だ 走り出すのは
エンドマークは 必要ないさ

娘たちも いつかは旅立つ
涙 ひとつ 流さないで
すがりつく 腕を ふりほどいて走るよ

今 はじめよう 衝撃の旅を
好奇心が 地図を書いてくれるよ
時代は変る 幕が あがるよ
ベルをならせ 次の時代のベルを
エンドマークは 必要ないのさ


19.やわらかい心

作詞:キタヤマ・オ・サム
作曲:杉田二郎

両手をひろげて 抱きしめてあげるよ
私の体は やわらかい
どんな時代にも 生きてはいけるのさ
私の心は やわらかい

ひとりぽっちのふたり 見知らぬ街角で
あいさつもできないで すれちがうその時
あなたにふりかえる あなたに
私はほほえんで 手をふるよ

やりたいこともある やるべきこともある
体が軽いなら できるはず
別れて行く人が いつもの帰り道で
さよならも言えないで
走り去る その時
あなたにふりかえる あなたに
私はほほえんで 手をふるよ

両手をひろげて 抱きしめてあげるよ
私の体は やわらかい
どんな時代にも 生きてはいけるのさ
私の体は やわらかい

ひとりぽっちのふたり 見知らぬ街角で
あいさつもできないで すれちがうその時
あなたにふりかえる あなたに
私はほほえんで 手をふるよ

両手をひろげて 抱きしめてあげるよ
私の体は やわらかい やわらかい


20.ワンナイト・ララバイ

作詞:キタヤマ・オ・サム
作曲:杉田二郎

ワンナイト・ララバイ 少しお寝(やす)みよ
ワンナイト・ララバイ 街は戦場だ
だけどここは 静かであたたかい

さみしさに負けることは 恥ずかしくないさ
ぼくが君の扉を 叩くかもしれない
ベッドがわりになれたら 幸せじゃないか
濡れている服を 早く脱ぎすてなよ

ワンナイト・ララバイ 明日(あす)は早いのかい
ワンナイト・ララバイ 意地をはらないで
子供みたいに 深く眠りなよ

傷ついて疲れ果てた 君は美しい
あれからのことは 何も聞かないよ
友達にさえ戻れず 別れたけれど
ここまでの道を おぼえていたんだね

ワンナイト・ララバイ 少しお寝(やす)みよ
ワンナイト・ララバイ 街は戦場だ
だけどここは 静かであたたかい